スパイウェアとは?
スパイウェアとは、ソフトをインストールする時に、こっそりあるいはどさくさに紛れてあるいは堂々と一緒にインストールされて、ユーザーの個人情報やどこのサイトを閲覧したかなどの情報を、特定のサーバや企業などに送ってしまう悪質なソフトウェアの総称。
ウィルスにも個人情報を特定のサーバに送信したりするものがあるが、スパイウェアの場合はウィルスのようにデータの破壊・改ざんを行ったりするものはほとんどなく、個人情報の収集に限られるが、逆にそのせいでスパイウェアがインストールされていることに気付き難くなることも考えられる。
スパイウェアはどこからやってくる?
多くの場合、海外のシェアウェアやアドウェアをインストールした時に一緒にインストールされる。ソフトそのものがスパイウェア機能を含んでいるものもある。
アドウェアとは、そのソフトを起動していると企業の広告が表示されるソフト。
その他にもサイト閲覧時に必要なプラグインと見せかけてダウンロードさせるスパイウェアや、クッキーを利用したものなど数多い。
最近ではメールの添付ファイルから入ってくるものが話題になっている。
スパイウェア駆除・スパイウェア対策
スパイウェア駆除・対策ソフトを利用して、使用しているパソコンを定期的にチェックするのが効果的。ネットを巡回していると、いつのまにか新たなスパイウェアが入っていることもある。最近のウィルス対策ソフトでは、スパイウェア対策もできるものが一般的。以下のようなソフトが定番。
シマンテック ノートン・アンチウイルス 2006 企業向けはこちらシマンテック企業向けライセンス お得な割引見積
トレンドマイクロ ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティ
マカフィー PCセキュリティスイート(プログラム自動更新サービス)
無料系
自己責任かつ多くの機能は望めないが、使用者も多いフリーのスパイウェア対策ソフト
Ad-aware SE
Spybot
ファイアウォールソフト
スパイウェアをインストールされてしまった場合でも、ファイアウォールソフトをインストールしておけば個人情報送信をブロックできる可能性が高い。
ZoneAlarm
無料ファイアウォールの定番。
Sygate Personal Firewall
開発中止になった。